シダレザクラの移植の準備をしました
大阪府にある長居公園内にある
植物園での作業です。
園内に植えられている高さ約7メートルほどある
枝垂桜(シダレザクラ)を移植することになり
「根回し」という作業を行いました。
根回しとは移植のための下準備のことです。
移植後に、枯れることを防ぎ
生育をよくするために行います。
植物園での作業です。
園内に植えられている高さ約7メートルほどある
枝垂桜(シダレザクラ)を移植することになり
「根回し」という作業を行いました。
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移植後に、枯れることを防ぎ
生育をよくするために行います。
幹の根元直径の約3〜5倍の鉢を決めて 周囲を掘り下げます。 | ![]() |
たくさんの根があるうちの 太い根を三方あるいは四方を残します。 太い根を残すのは樹木を支えるためです。 | ![]() |
他の根はハサミもしくはノコギリで切断します。 根を切断することにより新しい細根の発生を促します。 | ![]() |
残した太い根は剥ぎ取り殺菌剤と発根促進剤を塗布します。 細根を出すことによって成長し続けることができ、 移植の際に根の先端の部分を失っても 細根が出ていることで枯れる可能性が低くなります。 | ![]() |
土を埋め戻したら、たっぷりと水をあげます。 | ![]() |
数ヶ月後には、切った根の先と 表面のはぎ取った部分から細い根が出てきます。 | ![]() |
剪定し支柱を設置し完了です。 「桜」といえば春の風物詩 今回作業を行った長居植物園では シダレザクラの他、 人気の「ソメイヨシノ」をはじめ、 数種類の桜が見頃を迎えます。 それぞれ開花時期が異なりますが 3月4月は「桜ウィーク」が開催されています。 ぜひ、長居植物園に足を運んで 「春」を楽しんでくださいね。 長居植物園HPはコチラ | ![]() |
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